2010/01/14

リトルカブ 106cc ボアアップ

投稿者 あき

あきです。

先日、リトルカブを106ccにボアアップしました。

まずはヘッドの部分から外します。

以前、右下のナットをやってしまって、大変困りました。

もう大丈夫だろうと思っていたら、次は左上のナットがオワっているではありませんか・・・


再びドリル様の出番です!

左が元の状態、右が削った状態。

ここだけで1時間くらい費やした・・・(泣)


代用でこんな感じに…。大丈夫なのかな



ナットが外れたら、あとは色んなところを外すだけ。

外すのは比較的、楽です。

ピストンが現われました


ピストンも外します。

エンジンキットはこれで3つ目。

左から 49cc → 88cc → 106cc


こうやって比較すると、穴の大きさが全然違う。

49ccと88ccの違いがやばい。笑

106ccで特徴的なのが、ピストンの縦の長さが短いところ。

これで106ccというパワーが出るらしい。

リングをピストンにはめて、合体!


あまり手こずってなさそう?ですが、ここまでとても大変でした・・・。

ピストンは精密なので慎重に傷つけないように、ゆっくりと。

でも1回やったことあったので知識だけはあり、少し助かった(2回目だけど、やっぱ難しい)。


ピストンを穴にはめる前に、「オリフェス」の穴を拡大します。

今しかできません!

矢印の小さい穴


これでオイルポンプの交換が完全にできたと言えるでしょう。

ちゃんとオイルが循環しているかを確認するには、

まずプラグとヘッドの右側を外す。キックスタータを何回もやって、矢印の穴からエンジンオイルが漏れたら大丈夫です。


装着後


あとは外した順序とは逆に戻す!

完成〜〜〜〜☆



さて、このままで終わるはずがありません。

106ccにボアアップしたら、88ccのままであるキャブレターを調整しないといけないのです!

パワーが上がった分、エンジンの空気&ガソリンを吸う量が変わります。

いちおう試運転で、走ってみました。


ボコボコボコッッッ・・・


見事、50km/hくらいしか出ません(分かってたけど、悲しい…)!

う〜ん、メインジェットの番数を上げて濃くしてみるか。

キャブレターの画像です(転用:http://www.ctt.ne.jp/~free/ny/bike/nen01/kyab00.html)

①メインジェット
②パイロットジェット
③ジェットニードル
④クリップ
⑤スロットバルブ

ボアアップしたら、普通は番数上げて濃くします。

でもボコボコ音って、濃いときに出るんじゃ…。

もしかしたら、このキャブレターじゃ小さすぎるかな。

今、ケイヒンPC20を使っています。

キャブレターはどツボにはまったら、抜け出せないことがあるそうです。

こ…怖い。。。

けっこう前にメインジェットを購入したので、交換してみようと思います。

とりあえず、今月はバイクいじり休憩です!

手がオイルか何かでかぶれました…痛い><



あき