あきです。
先日、リトルカブを106ccにボアアップしました。
まずはヘッドの部分から外します。
以前、右下のナットをやってしまって、大変困りました。
もう大丈夫だろうと思っていたら、次は左上のナットがオワっているではありませんか・・・

再びドリル様の出番です!
左が元の状態、右が削った状態。
ここだけで1時間くらい費やした・・・(泣)
代用でこんな感じに…。大丈夫なのかな

ナットが外れたら、あとは色んなところを外すだけ。
外すのは比較的、楽です。
ピストンが現われました

ピストンも外します。
エンジンキットはこれで3つ目。
左から 49cc → 88cc → 106cc

こうやって比較すると、穴の大きさが全然違う。
49ccと88ccの違いがやばい。笑
106ccで特徴的なのが、ピストンの縦の長さが短いところ。
これで106ccというパワーが出るらしい。
リングをピストンにはめて、合体!

あまり手こずってなさそう?ですが、ここまでとても大変でした・・・。
ピストンは精密なので慎重に傷つけないように、ゆっくりと。
でも1回やったことあったので知識だけはあり、少し助かった(2回目だけど、やっぱ難しい)。
ピストンを穴にはめる前に、「オリフェス」の穴を拡大します。
今しかできません!
矢印の小さい穴

これでオイルポンプの交換が完全にできたと言えるでしょう。
ちゃんとオイルが循環しているかを確認するには、
まずプラグとヘッドの右側を外す。キックスタータを何回もやって、矢印の穴からエンジンオイルが漏れたら大丈夫です。

装着後

あとは外した順序とは逆に戻す!
完成〜〜〜〜☆
さて、このままで終わるはずがありません。
106ccにボアアップしたら、88ccのままであるキャブレターを調整しないといけないのです!
パワーが上がった分、エンジンの空気&ガソリンを吸う量が変わります。
いちおう試運転で、走ってみました。
ボコボコボコッッッ・・・
見事、50km/hくらいしか出ません(分かってたけど、悲しい…)!
う〜ん、メインジェットの番数を上げて濃くしてみるか。
キャブレターの画像です(転用:http://www.ctt.ne.jp/~free/ny/bike/nen01/kyab00.html)

①メインジェット
②パイロットジェット
③ジェットニードル
④クリップ
⑤スロットバルブ
ボアアップしたら、普通は番数上げて濃くします。
でもボコボコ音って、濃いときに出るんじゃ…。
もしかしたら、このキャブレターじゃ小さすぎるかな。
今、ケイヒンPC20を使っています。
キャブレターはどツボにはまったら、抜け出せないことがあるそうです。
こ…怖い。。。
けっこう前にメインジェットを購入したので、交換してみようと思います。
とりあえず、今月はバイクいじり休憩です!
手がオイルか何かでかぶれました…痛い><
あき