2009/05/22

さらば青春の光

投稿者 内田

あまりにも有名すぎる作品ですが、紹介しときます。



The Who が1973年に発表したアルバム「四重人格」をベースとして1979年に公開された映画。

英題はアルバム、映画ともに『 QUADROPHENIA 』。

映画の方はもちろん随所に出てくるモッズ・ファッション、スクーター、そして当時のモッズのライフ・スタイルが味わえるという意味でも60年代のモッズを知る際には欠かせません。

これと前後してモッズの大リバイバル・ブームが起き、
ネオ・モッズ・ムーヴメントなるものも発生したから、
ここでのライフスタイルは見る人に絶大な影響を与えたのでしょう。
モッズに興味があれば是非とも見てもらいたい映画です。

60年代ロンドンには、タイトなスーツに、タイトなネクタイでべスパやランブレッタを乗り回すスタイリッシュなモッズと皮ジャンに、エンジニアブーツでトライアンフやノートンなどのバイクに乗るロッカーズという二つのヤングカルチャーが存在していました。

ストーリーの方は、実際に起こったというブライトンでのモッズとロッカーズの暴動事件をハイライトにモッズ少年ジミーの青春を追ったもの。

個々のアイデンティティ探しがテーマとなっております。

そしてヴェスパに乗ったジミーが崖っぷちに向かって走るエンディング。

どれをとっても素晴らしいできです。音楽好きにもバイク好きにもお勧めです。

ロッカーズは別名をカフェレーサーといい、現在でもSRやW650などのカスタムの定番となっています。

1 件のコメント:

  1. この映画に出てくるランブレッタ、この前アメリカのオークションにでてたみたい~

    そしてロッカーズといえばロンドンにあるエースカフェ発祥の59CLUB。。。もはや伝説だね!!

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